中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

パシュート・日本伝統の結束の勝利

 五輪の舞台での女子パシュート勝戦の相手は強豪のオランダだった。
オランダは1500メートル金メダルのブスト選手をはじめとして3人とも
メダリストというから強い!
 その強いちーむにどのようにして勝つか。日本スケート連盟は有効な
戦術を4年間で練りあがたという。
 チーム3人の実力を較べれば日本は明らかに劣っているが、隊列を巧く
組むことで「個」では負けていても「団体」では勝てることを風洞実験を繰り返
して戦略を詰めていった。 滑走姿勢の高低、選手間の間隔、左右のずれ
などをびょそく13.6メートルの風洞の中で走らせての実験の中で最も
良い隊列のあり方を掌握した。
 その後は、チーム4人による練習の積み重ねで世界一素晴らしい隊列を
作り上げたのだった。
 それが昨夜の決勝戦でも証明された。前半は日本がリードし、中盤になって
オランダがリードする展開になったが、世界一の隊列の成果が後半になって
実っての完勝だった。 個人では非力でも力を合わせて勝つというのは日本の
お家芸でもある。 野球のWBCで日本が優勝した時もそうだった。サッカー
女子がWカップで優勝した時もそうだった。 最近の日本には結束が少なく
なりつつあるが・・これからも「結束」の力を伝統として受けついでほしいものだ。