中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

藤井君の快挙に期待している

 将棋の中学生棋士藤井聡太四段(15)が2月1日、順位戦C級2組9回戦で
梶浦宏孝四段(22)と対局中で、今日おそくに勝負が決まるでしょう。
 もし・・もしだけど・・藤井四段はこの対局に勝利すると、C級1組への昇級が
確定します。C級2組初挑戦で昇級する「一期抜け」となり、中学生棋士では
初めての「中学生五段」が誕生することになります。
 ここでちょっと説明・・・将棋にはA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組
などとクラス設定されていますが、現在藤井聡太四段が所属しているのは
C級2クラスです。 C級2クラスには50人棋士が所属しています。
C級2クラスから4段となり、収入が得られる「プロ棋士」でもあります。ですから、
藤井君の交通費などもすべて将棋協会から支給されます。
 藤井君はC級2クラスの50名の中で45位にランクされていますが、これまで
8戦全勝の成績を上げています。 C級2クラスから3名だけがC級1クラスへの
昇格が認められます。藤井君は今日を含めてあと2戦を残していますが、あと
1勝すればC級1クラスへの昇格が決定し、規定によって5段への昇格となります。
 一期抜けとは、クラスに入って1期で上のクラスに上がれることを言いますが、
藤井君があと1勝で「一期抜け」をして5段昇格となり、過去にだれもやったことの
ないことをやってのけた・・と言う、とてつもない・・将棋界の大ヒーローです。
 ついでに書きますと、
C級1クラスは現在37名、 B級2クラスは25名、 B級1クラスは11名、
A級は10名です。 名人戦の挑戦者はA級の10名だけで争われます。
 藤井君は、いったいどのような脳を持っているのでしょうか????