中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

月刊・文藝春秋(三月号)は読み応えがある

もう何十年間も月刊・文藝春秋を購読しているが、正直言って
つまらない内容の月もあり、面白い記事が満載の月もあるという
のが実感だ。
今回の三月号は、なかなかの内容になっていて素晴らしい。
その中の一つに羽生さんの書かれた記事があった。
羽生善治 永世七冠に辿りつくまで」などは、読んだ後で要点を
みなさんにお伝えしようと思ったが、見事な文章でまとめられていて
とても要点など書けない。 将棋というものを全く知らない人たちにも
ぜひとも読んでいただきたいと思う。
 妻は新聞の記事をていねいに読んでいる。だから今回の国民栄誉賞
についても羽生さんのことについてもすでに把握しているものと思っていた。
ところが、ひょんな質問から・・まったく「将棋界」のことが理解できていない
ことを知って・・ああ・・そうだったのか・と思ったものだった。
 羽生さんの場合は永世7冠と言うことであって、7冠はすでに25歳で
達成されているのですが・ここが勘違いされている方が多いようです。
 囲碁の井山さんの7冠は「永世」でのものではありません。
 ついでに書いておきますが、将棋の場合の「永世」称号獲得には次の
ような条件になっています。
 ◆ 竜王  連続5期または通算7期(羽生さんの場合、2002年に
         通算6期を獲得しながら、今回の通算7期までに12年間を
         要したということになります)
 ◆ 名人  通算5期
 ◆ 王位  連続5期または通算10期
 ◆ 王将  連続5期または通算10期
 ◆ 棋王  連続5期
 ◆ 王座  連続5期および通算10期
 ◆ 王将  通算10期
 ◆ 棋聖  通算5期
羽生さんが書かれた記事は読みごたえがありましたよ。