年の瀬も迫り、ニュースらしいニュースも少なくなってきている。
そう言う中で日本中のメディア(日本とモンゴルだけであってほかの国は
全く騒がない)が、目の色変えて追いかけているのが貴ノ岩関の居場所なのだ。
モンゴルで国会議員となっている元・朝青龍も「モンゴル大使館を通じて探させる」
などと言っている。それほど貴ノ岩関の居場所が分からない。
捜査が進まないからだ。 だが警察筋からも一切漏れないようにしているところが
すごい。
とここまで徹底抗戦はしないだろう。
貴の岩関が暴行を受けたことだけではなく、ほかに何が隠されているのだろうか、と
ことになる。親方は「理事」を降格されるだろうし、貴ノ岩関も大きく下げられる。一気に
幕下まで下げるようなことを協会側はするかもしれない。
それでも検察の判断の結果待ちだという貴乃花親方の狙いは何なのだろうか。
ここまでやるからには、「相当にできる弁護士」を抱えているのだと思うが、勝ち目は
あるのだろうか?
現在の相撲協会の親方衆の顔ぶれをみていると、相撲の実力ではなく、世渡りの
上手な人たちが牛耳っているようにしか見えない。なんとも寂しさを覚えるのはわたし
だけではないだろう。
検察の判断はいつ出るのか? 年内には出ないのか? そうなると、ますます混迷を
深めることになりかねない。 検察に「上部からの圧力」がかからないことを願っている。
なにしろ、大相撲を取り巻く人たちは多種多様でとても複雑怪奇なのだから。
親方の自宅、貴ノ岩の自宅、相撲部屋などは、報道陣が24時間体制で見張っている
から「蟻一匹」も忍び込めないそうだ。 では・・どこに貴ノ岩関が身をひそめているのか。
謎は深まるばかり。