注目していること・新幹線の重大インシデント

　異臭、名古屋駅で運転取りやめ　「重大インシデント」と認定
 　ＪＲ西日本は１２日、博多－名古屋間を走行していた東海道・山陽新幹線の

車両の台車に亀裂や油漏れなどの異常を発見したと発表した。

　国の運輸安全委員会は１２日、事故につながりかねない重大インシデント

として鉄道事故調査官を現地に派遣した。

航空・鉄道事故調査委員会が発足した２００１年以降、新幹線の重大インシ

デントは初めて。

　安全を誇る新幹線は「日本の誇り」でもある。開業以来人的事故がないことも

誇りなのだ。　その安全を売り物に外国へも働きかけている。だから、絶対に

事故は許されない。　事故を起こさないためには、日常的に保安管理が完全で

なくてはならないのだ。台車に亀裂があり油漏れがあったなどということを

車両関係者が見逃していたという事実は恐ろしい。

まさか・・と思うところに油断も生まれる。事故に至らなかったのが、何よりの

幸いだ。