中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

J1の配分金・順位による格差にびっくり

 J1リーグ・川崎の初優勝は2位と同ポイントで得点の得失点差だけで優勝か2位かの
分かれ道だった。しかし、結果として川崎は大きな配分金を手に入れたのだ。
 AZNと10年間の放映権で2100億円という大型契約を結んだJリーグは、各クラブへの
固定配分金の他に“理念強化配分金”としてJ1の上位(1位~4位)までに配分金が支給
されることになった。
1位(優勝)には15億5000万円が3年間に分けて支給され、2位は7億円、3位が3億5000万円、
4位には1億8000万円となっている。
 1位の川崎が3億円の優勝賞金、3億5000万円の固定配分金に加えて理念強化配分金の
15億5000万円を支給される権利を得るので、合計で22億円となる
 2位の鹿島は賞金1億2000万円に固定配分金3億5000万円と理念強化配分金の7億円が
加算されて11億7000万円。優勝と2位で、約2倍の差がつくわけだ。
  3位のセレッソ大阪が賞金6000万円、固定配分金3億5000万円、理念強化配分金3億
5000万円、ルヴァン杯の優勝賞金1億5000万円で合わせて9億1000万円。
 4位の柏レイソルは理念強化配分金1億8000万円と固定配分金で5億3000万円となる。
順位が一つ下がるごとに約半分に下がっていくことになる。
 川崎は、選手強化や育成などに多くの資金を使えるようになったという訳だ。