中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

傷ついた脳の細胞を食べる細胞が見つかった。

人間の身体は上手に作られている。
繊細で精巧な大化学工場のようだ。人間は機械のようなものではなく、
触媒によってさまざまな変化を見せ、新しい細胞が作られ、傷ついた
細胞を修復する細胞もある。
今回新たに脳卒中が起きた後に傷ついた細胞を食べる細胞が見つかった。
たぶん・・・私たちの身体には、まだ未発見のこのような細胞がいくつもあるの
だろうと思う。
そのような修復細胞に日々刻々修復されながら生きているように(実感)して
いる。それでも、小林真央さんのように「がん」が増大することもある。
いま、生かされていることに感謝しなければ・・。
今回見つかった細胞の写真を妻に見せ「なんに見える?」と問うと・・
樹木に雪が積もっているみたい・・・この赤いのはなに?」という。
赤いのは傷ついた細胞であり、樹木のようなものが、その赤いのを取り込んで
食べているのだった。
山梨大医学部薬理学講座の小泉修一教授=神経科学=らの研究グループは、
脳卒中が起きた後、傷ついた細胞を「食べる」ことで脳の修復を促す新たな
細胞を発見した。生理学研究所新潟大学群馬大学との共同研究。成果は
22日付の英電子科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。