中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

喫煙とがんの関係

喫煙すると必ずがん」になる?
実はそんなに簡単には言い切れない一面があるのです。
どうしてかと言うと、いまも未だ、「がんがどうしてできるのか」
が解明できていないからです。
もちろん遺伝子に傷がついてがん化する、それを何度も重ねて
がんができる・・などなど・・仮説はありますが、がんが発生するまでの
カニズムが明確ではないのです。
 しかし、喫煙することで遺伝子が傷つきやすことは研究で確認されて
いるようです。
 喫煙は「肺がん」だけでなく、いろんな臓器のがん発生に関わって
いるよ考えられています。
 特に、耳鼻、喉頭、食道、大腸などなどへの影響は大きいと言われて
います。
 肺がんの場合は、肺に「がん」が生まて、検査で見つけることができる
1センチほどの大きさになるまでに15年~20年ほどかかるのです。
 私はがんではないと思っている人も、すでに体内にがんを抱えていると
いうことは少なくありません。
ですから、がんは、他人事ではないのです。
 アメリカではすでに30年ほど前から厳しい喫煙制限をしていて、肺がん
患者が減りつつあります。
 日本はこれから取り組もうとしているのですから、結果が見えてくるのは
20年後あたりになるのでしょう。
2037年…この辺りに、日本はとてつもない時代になっているのでしょうが、
せめて・・・肺がんで亡くなる人は減っていてほしいですね。