中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

アメリカで日本人が嫌われていた頃があるのを知っていますか?

村上春樹さんのエッセイを読んでいて思い出したことがある。
春樹さんは、1991年ごろにアメリカに住んでいて、その当時に
日本人が嫌われているのを強く感じたことをエッセイの中に書いて
いる。
アメリカと日本はず~~と長い間、友好国なのだと思っている
人だっている。
いまから10数年前、豪州パースにワーキングホリデーで豪州に
来ていた若者たちと話している内に、第2次世界大戦のことが話題と
なった。
その時に、一人の若者が「日本とアメリカが戦争したなんて、嘘でしょう!」
という。 そして「そんなはずないじゃないですか・・・」という。
そういう人もいるのだから、1990年前後あたりにも、日本人が嫌われて
いたなんて知らない人がいるかもしれないナ・・。
あの頃は、バブル景気の頃だった。
恥じらいもなく、泡だらけの金を得た連中が、アメリカで威張りまくった
ものだった。アメリカが歴史的に誇るN・Yの有名なビルも買収し顰蹙を
かった。
日本人は金の亡者のように思われて嫌われたのだった。
そういう歴史もあったのだということを、いまの若い人たちにも知っていて
ほしい。
1991年と言うと、私がカナダに移住した年だった。