中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

北朝鮮・金正男殺害の謎々

北朝鮮金正男氏がマレーシアのクアランプール空港で
暗殺されたニュースには、いくつもの謎がある。
なぜ??と思われる謎がある。
① 一つ目は、どうしてあのような殺し方をしたのか…ということだ。
 あのような状態であれば、ピストルでもナイフでも殺せないことはない。
 空港と言えども一般客ができるスペースであり、それほど警戒が強いとは
 思えないエリア内での出来事だった。
 一人の女性が正男氏の背後に回り、正男氏を抱え、もう一人の女性が
 前から毒薬を顔面に吹きかけた・・・という。
 しかし、もし正男氏が体をねじったりすると、背後にいる女性に毒液が
 かかる可能性だってある。
 それができなかったのは、背後に回った女性が工作員プロであり、正男氏を
 完全に確保できる技を持っていたに違いない。
 銃なら発射音がする、ナイフなら血が流れる。
 だから、毒殺という方法を選んだのだとしても、よほど毒殺できることに自信が
 あったとしか思えない。
② それにしても・・・とおもう。毒殺の効果はほかにもあるのではないかと。
 それは多分、国内的な効果を狙ったのではないか。
 北朝鮮の幹部たちの中には「毒殺」を恐れる人たちが増え、イエスマン
 多くなるように思われる。
 独裁には都合がよくなるが、イエスマンばかりの独裁政治では、先がない友
 いえる。
 やりすぎると、アメリカからの先制攻撃の対象になる可能性もある。
③ 正男氏を守っていたのは中国だった。
 以前にも中国内で、正男氏を暗殺から守ったこともある。
 いつも、正男氏の周りを中国人ガードマン?軍人?警察? が守りを固めて
 歩いている様子が映し出されていた。
 それなのに、今回は6人の犯人たちによって、いとも簡単?に殺されたのは
 なぜか? 
 中国が、正男氏を切り捨てたのかもしれない。
 今日、中国のスポークスマンが、記者団の「中国が正男氏を守っていたのでは
 ないですか?」と言う質問に 「私は認識していません」・・と、逃げたのだ。
 もちろん、中国という国家が金正男氏を守っていたとは言えないだろうが・・。
他にも、疑問点がいろいろある。その一つは、どういう毒なのかということだ。