アメリカの大統領の権限は巨大であり、恐ろしい。
その気になれば、ほとんどのことがやれる。
基本的な役割は、アメリカという国の「行政権」を
担うことなのです。
それは、アメリカ合衆国憲法に「行政権は大統領に
帰属する」と明記されていることで分かります。
日本の場合と比べてみましょう。
内閣に属する(第65条)」と書かれています。
日本の場合は、内閣というチーム全体に行政権がまかされて
いるわけで、首相と言えども勝手に決めることはできません。
アメリカの大統領には、行政権のすべてが委ねられている
のですから、「やろうと思えば、ほとんどやれる」という
ことになります。
場合は、閣議で賛成する人が一人しかいない場合でも、大統領が
決めればそれで終わりです。
そんな強大な力を与えてしまったトランプという人は、大丈夫
なのだろうか・・と言うことが、一番の心配です。
なにしろ、核弾頭発射のボタンまで常時持っている人なのです
から。
水戸黄門さまの「この紋所が、眼に入らぬか!」なんてものでは
ないのです。