各公官庁から民間への天下りは日本の社会現象と
言ってよいほどの病理でもある。
士農工商という馬鹿らしい差別主義が、公官庁の
役人たちには残っているらしい。
だから、「天下り」とはいうが「下上がり」などとは
いわない。
公官庁と民間は上下官界だと今でも「確信」しているのが
各省庁の役人たちなのだ。
彼らは公僕などという言葉すら、日常的に忘れている。
支配階級の人間だと自負しているらしい。
政権が変わると、スパッと4000人以上もの高級役人を
入れ替えるというアメリカは、そういう点ではうらやましい。
言うのか。
社会の奥深くを知らないお役人だった人に教授が務まる
はずはない…と、私は断言しておきたい。
それなら、私の方が教授に向いている・・と言いたいが、
誰も推薦さえしてくれないな。