中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

医療不信を考える(8) 医者との会話に問題はないか?

 この連載は、ぜひ(1)から順にお読みください。

 あなたは、医者とコミュニケーションがしっかりとれて
 いますか?
 医者とのコミニュケーション関係を築くというのは、容易い
 ことではないですよね。
 ある医者と、最初に出会った時から「良い関係」だったと
 思える医者がいましたか?
 もちろん、医者と言えども一人の人間ですから、それぞれ
 性格も違います。ですから患者になる人との「相性」もあるのは
 確かなことです。
 私の世話になっている(病気で)場合でいえば、最初からこれまで
 「良い関係」「信頼感」が持てる医者は一人です。
 短い時間に患者の気持ちを把握し、的確なアドバイスができる
 医師は、そんなに多くはありません。
 別の医師の場合は、最初に診断を受けた日に、次の診察日に
 合わせた数の錠剤を出そうとしたので「先生、薬の数で患者を
 コントロールしようと考えないでください」と、申し上げたことから、
 その後は、とても親しく話ができる関係になりました。
 患者とコミニュケーションを大事にしたいと思っていない医師も
 いるようですし、患者とのコミュニケーションを楽しもうとされて
 いる医師もいますが、医師が肝心のことを理解していない場合も
 あります。
 医者が喋りすぎる。そのために多くの患者が待合室でイライラして
 いるのも気に掛けない。
 やさしい医師ではあるが、大切なことを忘れている。
 わたしなら「今、いちばん辛いことはなんですか?」と、まず聞きます。
 そして「ほかに、辛いことは?」と・・。
 患者の気持ちを最優先しなければ、良い医者とは言えません。
  あなたは、医師から叱られたり、怒鳴られたりした経験はありま
 せんか? 怒る医者というのが、たまにはいるのです。
 患者は怯えてしまって、その後の「良い医療」を受けることさえ
 できなくなります。