中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

いつどのように死ねるのかが分からない悩み

 「文藝春秋」で、「私は安楽死で逝きたい」というエッセイを寄稿した
 橋田壽賀子さん(91歳)の話題が広がっている。
 高齢になって、何よりも悩むのは、いつ死ぬのかが分からないという
 ことである。
 死にたくても死ねないと思っている人も多い。
 よく言うようにピンピンコロリなんて言うのは現実的ではない。
 ピンピンコロリなんて言うのは、事故などで死ぬ以外にはないと考える
 べきだろう。
 昨日まで元気だったのに、亡くなったの? などというのは、ご本人が
 いうわけではない。
 ご本人は、元気そうに見えただけで、苦しんでおられたのかもわからない
 のだから。
 まれに、ピンピンコロリという場合もあるだろうが、多くはつらい日常の末に
 命をすり減らして逝く。
 橋田さんが言うように、自分で死を望む場合に、その方法が日本ではないと
 いうことで、近い将来に、安楽死問題も考えるべきだと思う。
 昔見た映画にそういうのがあって、まだ30歳ぐらいだった私は「こういう死に方
 ができればいいな」と思ったことがあった。
  金もない、家もないが、厳しい病気を持ちながら命だけはあるという人たちが
 増えている。
  高齢になるって、こういうことだったんだ・・と、今更のようにわが身の落ちぶれ
 ようにがっかりしている今日この頃だが、それでも、私は輝いて生きてやると
 心に決めている。
 輝いて生きようね、みんな。どうしたら輝けるかを考えると輝いてくるよ。