中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

米・大統領選挙、宗教票の行方 (6)

  ところで、プロテスタントと言っても、イギリスのように
 国教がカトリックだったのに、妻との離婚を望む国王が、カト
 リックでは離婚出来ないので、ローマカトリックから離脱して
 国教をプロテスタントに変更させたという経緯があります。
 世界中にアングリカンチャーチがありますが、直ぐに英国教会
 と分かる同じデザインの教会なのです。
  カトリックとプロテスタンとの違いを一口に言い表しますと、
 カトリックは、神と信者の間に神父さんが入ります。
 ですから、教会の懺悔室で神父さんに相談するわけです。
 プロテスタントは、神と信者が直接つながります。
 言い換えるならば、信者が自分で最終的な決断がいるという
 ことになります。
  もっと詳しく書きたいですが、この辺で。
 大統領選挙には、信仰も大きく作用すると思われるので、ローマ
 法王からトランプ氏の暴言に対して、「少数派をないがしろに
 するなどキリスト教信者ではない」と指摘されたことが、投票の
 瞬間に有権者にどのように作用するかでしょう。
  だけど・・私はヒラリー・クリントンが好きではありません。
 彼女の態度の中に、大衆を裏切る何かを感じるからです。
 トランプ氏は、世界政治には不向きでしょう。州知事ならやらせても
 面白いかもという程度の人です。