昨日は4安打、今日は5安打と貧打が続いているタイガースに喝!!
今から書くのは、野球の素人である私の単なる思い付きなので
真剣には考えないでいただきたい。
ただ、日本にプロ野球ができた年に誕生した私は眼だけは肥えている
つもりなのだ。
金本監督の指導が実際にはどういうものか、見たこともないのであくまで
憶測でしかない。
マスコミなどでは、振りを鋭くしろ!!と厳しく指導しているようだ。
そのことに何の間違いもない。
ただ・・選手を見ていると、何を勘違いしているのかバットを振り回して
いるだけのように見えるが、どうだろう?
バッターは、数秒のうちに次の投球をある程度見定めなければならないし、
投手は左右、上下の枠いっぱいに投げ分けてくる。
昔は、直球、カーブ、シュート、ドロップと言っていたが、今ではフォーク、
シンカー、ツーシームなどなどの球種があるようだが、基本的には昔からの
4種が球の握り方、投げ方で違って変化が生まれているに過ぎないのでは
ないか。しかし、枠内から枠外に逃げる球、枠外から枠内に切れ込んでくる
球を、各種の変化球を使いながら投げ込んでくる。
バッターは、それに対応するのに精いっぱいだろうと想像する。
だからこそ、10回のうち7回も失敗しても3割打者として認められるのだろう。
ゴルフなら10回のうち7回もミスすればゲームにもならない。
と…いうわけで、3割以上も打つ打者は凄いなと思っている。
毎年3割以上も打ってきた金本監督は、努力の人でもあり、偉才の人でも
あった。
だから、彼が求めるものは高いレベルとなってしまうだろうなと思う。
その求めに、選手たちが応えられるかどうかが問題なのだ。
人を指導するというのは難しい。打撃コーチもいるからあまり口出しは
できないのかも、とおもう。
私から一言「鋭く振る」のは振り回すことではなく、鋭く押しこめということ
だとおもっている。