中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

HOW DOCTERS THINK

  以前にも紹介しましたが、HOW DOCTER THINK という本が
 世界的に読まれています。邦訳では「医者は現場でどう考えるか」
 熊本地震のあと、私はこの地震が引き金になってほかの地震
 引き起こす可能性について書きました。
 現実にそうなりました。
 しかし、専門家たちは、想定外だったとおっしゃっています。
 ここにも、この本が言いたかったことが表れています。
 専門家は、視野が狭い。患者が何かの持病を持っていれば、
 その持病に引きずれらて、本当の病気を見つけられないという
 ものです。
 この本は、視野を広く持って考えることに役立ちます。
 私はこの本を、かかりつけ医に「読んでいただきたい」とお貸し
 しましたが、読書が苦手で・・・と、読んでくださっているかどうか・・。
 地震の場合にも、あてはまる考え方でもあります。
 今読んでいる「医者と患者のコミュニケーション論」も、さすがに
 里見先生だなと思わせるものがあります。
 全部の医療者に読んでもらいたいものだ。