中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

注目のドラマ「私を離さないで」ノーベル賞に最も近い作者

  見ようかな、どうしようかなと思っていたドラマでした。
 第1回を観終わった後も、来週から続けてみるか、見ないかを何度も
 考えたドラマでした。ちょっと重いドラマですからね。私たちのような
 高齢者には、重いドラマを観るにはエネルギーがいるからです。
 でも、この作者が書いたものだから、絶対にいいドラマだと信じて
 観続けることに決めました。皆さんも、どうか観てくださいね。
 誰にも頼まれてもいないのに、、こんな記事を書いている私が馬鹿ね。

 昨夜から注目のドラマ「私を離さないで」が始まった。
 第1話の再放送もあると思われるので、ぜひとも観てほしいと
 思って紹介します。TBS系列、金曜22時、主演・綾瀬はるか
 脚本はあの天皇の料理版の森下佳子さん。
 原作はカズオ・イシグロさん。イシグロさんは広島生まれで現在は
 イギリス国籍です。1982年に「遠い山なみの光」で王立文学協会賞
 を受賞。1989年の「日の名残り」では、イギリス最高の文学賞ブッカー賞
 受賞。ノーベル文学賞に最も近い人だと評されています。
 今回のドラマ「私を離さないで」(Never Let Me Go)は2005年の作品で、
 イギリスでは100万部を記録し、すでに映画化もされています。
 作品概要
 詳しい説明を省きますね。クローンとして作られた子供たちが、特別の
 場所で育てられ、その役割を担いながら生きると話だと思ってください。
 作者の言葉を要約しておきます。
 「臓器提供のために作られた若く美しいクローンが、普通の人なら70年80年
 かけて経験する人生を、わずか30年と言う短さで経験するお話にしました。
 人生とは短いということを書きたかったのです。誰もが避けて通れない「死」に
 直面したときに、いったい何が重要なのか、と言うテーマを浮き彫りにしたい
 と思ったのです」