中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

学校の部活について考えてみよう

 日本の学校には「部活」がある。たぶん、ほとんどある。
 外国ではどうか? ほとんどない。
 では、どこでスポーツを楽しむのか、オリンピック代表になる
 ような選手が育つのか?
 民間のスポーツクラブでスポーツを楽しみ、育てる。
 月刊・文藝春秋11月号に掲載された「横浜高校野球部 今どきの子の
 伸ばし方」と言う記事を是非とも読んでいただきたい。
 横浜高校野球部監督として50年間を指導し、今年引退した前・監督
 渡辺元智(もとのり)氏を取材したものだ。
 渡辺氏もライターの神田氏も多分誇りをもって語り、書いたものだと思う。
  しかし、記事を読んで私は少々驚いた。たぶん全国的にこのようなことが
 行われているのかもしれないと思うと、やはり何かがおかしいと思う。
 記事の詳しいことは是非とも読んでいただきたい。
 ここで事細かく書くスペースはない。
  では、どの高校でも同じなのか?と言う点については「NO」と書いておこう。
 私の孫が通っている高校の部活では、試合があるごとに「現地集合」が原則
 で、親は現地までの送迎などで大変らしいが、部活内の親たちの集いがない
 ので横浜高校であるような出来事は起こらないし、気楽だそうだ。
 たぶん、学校は責任回避をしているのだろうが、それでよいのだ。何もかも
 引き受けている学校が問題なのだとおもう。
 学校は教育機関であるが、スポーツも教育の一環だと引き受けるのをやめても
 いいのではないか。
  孫が通っている高校は、成績にうるさく、部活だからと言って容赦してくれないようだ。
 こういう高校が活躍してくれることを願っている。やや我田引水だが・・ごめん。