中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

原子力規制委員会は(改ざん)を見破れるのか?

 川内原発の再稼働によって、各地の原発が再稼働に向けて
期待を抱くようになった。国民の多くも再稼働止むなしと考える
人も多くなってきたが、ちょっと待て!!
 東洋ゴム工業による建築用免震材料データの改竄問題。
国交省は9月17日、 同社工場を立ち入り調査し、製造工程や改ざんに
至った経緯を確認したところ、国の性能基準を満たさない免震ゴム
装置が使われていたのは、 全国18都府県にある庁舎やマンション
など55棟だという。
 そして今度は旭化成による地盤調査のデーター偽装事件である。
横浜の大型マンションが傾いたことからデーター偽装が発覚したが、
もし大地震が起これば被害を拡大させていたことになる。
旭化成は、同社が関わった3000棟の調査を進めているが、これも
もっと増えそうな感じなのだ
 そこで心配なのが、原発再稼働問題である。世界一の厳しい基準
をクリアーしたものだというが、その世界一厳しいという文言から怪しい。
100%その文言は嘘だと言えるのではないか。心配なのは、その基準値
なるもののデーターの改ざんがあった場合に、だれが見破れるのだろうか
ということである。
 原子力規制委員会は、データー改ざんを見破れるのかという問題を
ここに提議しておきたい。原発の場合は、事故が起こってからでは、
「もう遅い」のだから。