中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

ネパール大地震・日本の救助隊はなぜ遅れるのか

 日本の救助隊の出発が遅れるのは今回だけではない。
 陸続きの中国が早いのはわかるが、アメリカの行動の早さに驚く。
 いつものことだが、日本は遅いように私は思っている。
  生き埋めになった人の生存率が急激に下がるとされる発生後72時間を
  迎えるまでに救出してあげたい。だからこそ、のんびり(ではないだろうけど・・)
 出発式をするよりも、一刻でも早く出発してほしい。
 今回のネパール大地震は、すでに3500人の犠牲者があるとされ、
 ネパール政府は8000人ほどの犠牲者になるだろうと言っている。
 そのような中で救助が遅れ、犠牲者が増え続けるかもしれない事態
 なのだが、現地の受け入れ態勢の問題もあり、混乱が増している。
 現地入りを目指す日本の国際緊急援助隊・救助チームが乗った航空機は
 27日、空港混雑で着陸許可が下りず、カトマンズ入りをいったん断念して、
 南東に位置するインド東部コルカタに引き返した。
 日本の援助隊は消防や警察、海上保安庁などから約70人編成。
 近隣のインドやパキスタンなどは既に輸送機で大量の医療品や食料、
 テントなどを空輸して援助、救出活動を開始している。
 中国の救助隊もネパール入りした。
 米国も災害援助対応チームを派遣し、被災者の援助や救出活動など
 国際支援は本格化し始めた。
 日本の行動開始が遅れるのは、縦割り行政のためではないかと思う。
 欧米では、縦割りではなく、横のコミュニケーションが素晴らしいことを
 実感として知っている。