戦後、日本の大都会は焼け野原になった。焼け野原って
どんな感じなのか・・建物が焼けてしまって、遠くまで見通せる
ような中に、残骸が転がっているような感じだった。
が、やがてコンクリート建物が続々と作られた。
砂にセメントと水を混ぜてコンクリートを作る。その場合、ほとんどが
砂である。
1軒の家を作る場合に使う砂の量は、約200トン。
大きなビルの建設に使う砂の量は、約3000トン。
高速道路建設に使う砂の量は、1kmあたり30,000トン
原発1基に使う砂の量は、約1200万トン
世界で年間に使われる砂の量は、150億トン
地面を掘っても砂は獲れなくなった。そこで吸入アーム付き船
が1隻200億円もの建造費をかけて作られ、海の底から砂を
吸い上げる。もちろん、陸上に近い浅い海から吸い上げることに
なるが、その結果として、陸上にも影響が出ている。