中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

夢と現実のちがいを考える

 夢現(ゆめうつつ)という言葉は、夢と現実の違いが分からなく
 なっている様だというように、どの辞書でも書いてありますが、
 ほんとうにそうなのでしょうか。
 夢と現実は、実は同次元だと私は思っています。
 皆さんは、過ぎ去った古い経験(現実になったこと)と夢の中で
 みた内容を定かに区別できますか?
 高齢になると、経験したことも多く、夢を見たことも多いので、
 次第に夢と現実との境目があやふやになります。
 デジャブーと言う現象をご存じでしょう。
 いま見ている光景を、いつかどこかで見たよな感じがするという
 現象です。
 夢もあなたがたしかにみたものなのですよね。あなたの人生の
 時間の中に存在した確かなものなのです。
 
 人の細胞は数年間ですっかり入れ替わり、数年前のあなたと
 今のあなたとでは全く別のものだともいえます。
 頭の中に記憶装置というものは存在しないのだそうです。
 それなのにどうして記憶していたり、思い出したりできるのでしょう。
 どうも簡単に言えるものではなさそうです。
 ただ、現実に経験したことも、夢の中で経験?したことも、あなたの
 人生の中では生き続けているのです。