中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

医療の進歩と命(5)

前回、現在私が抱えている持病を次のように書いた。

(1) 喘息(60歳ごろに発症)以来20年間、コントロールを続けている。
(2) 前立腺がん(70歳に告知を受ける。進行癌であり、手術が受けられない
   ので、放射線治療と化学治療を行っている)
(3) 肺塞栓症(80歳で発病、在宅酸素吸入など)
(4) 頭鳴り(耳鳴り)3年半前から発症。かなり厳しい高音域から低音域まで
    数種の音が24時間頭の中に鳴り響いている。聴診器を頭に当てると
    聞こえる(音源がないので聞こえはしないが)のではないかと思えるほど。
(5) 痔(気になり始めたのは70歳ころからだが、最近状態が悪い。写真を
    掲載しようかと思うが、止めておこう。現在は手術もできない)
(6) 鼻の病気(これまで鼻茸の手術を2度受けたことがあるが、今は手術を
    受けることもできない。慢性鼻炎など。
(7) 第1腰椎圧迫骨折の治療中

◆ 詳しい説明を逐一していくが、それぞれの病気には因果がある。
   また、医療の進歩とも関連があり、患者の選択肢にも大きな関連がある。
   なにをどう考え、どう治療してきたのか、できるのか、命を医師に預けられる
   のか・・さまざまなことを考えていきたい。
◆ (1)~(4)までは「治らない病気」で、私がこれからも背負って行かなければ
   ならない病気である。
◆ (5)の現状はひどく、手術を受けて治したいが、それができない。
   なぜならば、(3)の病気のために血液サラサラのワーファリン錠を服用中
   であるので、多くの出血を伴う痔の手術は受けられない。もっと大きな理由は
   腰痛の骨折治療中であり、もろもろの事情から全身麻酔に耐えられるかどうか
   が疑わしいためでもある。
◆ (6)の鼻茸は、9年前から、あちこちの大病院で「手術を断られている」。
   その理由は、喘息治療のためにステロイド錠を長年服用してきたからで、
   「予後のよくないことが明らかなため」と言われている。
   もう少し喘息の発症があとならば、最近のような素晴らしい吸入剤で治療
   できたかもしれない。医学の進歩と5年食い違うことで、いろんな事情が
   異なってくる。
◆ 次回は、治らない病気との向かい方について書こう。