福島第1原発事故で、現場が一番緊張したのは4号機だったという。
4号機は建屋が3号機の爆発で吹っ飛んでいたのが、ある意味で
幸いだった。
壊れた建屋の隙間から燃料プールの水が見えたからである。
もし、4号機がメルトダウンすれば、一番多くの燃料を抱えて
いただけに、東日本全滅の危機が迫っていたのだ。
それでも・・・原発再開をという人の気持ちがわからない。
問題は、日本だけではなく、世界でも原発事故時の対応に
ついては分らなことの方が多いし、対応が不可能のばあいも
多いということなのだ。