中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

腰の痛みが移動中

 腰痛というのは厄介なのだ。
 もともと痛みの原因というのは特定しにくい。痛みは神経に
 作用するので、「悪い場所」と関係のないところに痛みを感じる
 ことが多い。
 痛くなってすぐに医者に駆けつけても簡単に痛みの原因を
 見つけられるとは限らないことは、腰痛歴40年の経験で
 分っている。病院やクリニックではすぐにX線撮影をするが
 それだけではなかなか痛みの原因場所を特定は難しい。
 だから、多くの中年以降の人が持っているであろうヘルニア
 と診断される場合が多くなる。
 しかし、手術を要するようなヘルニアの人ってそんなにいない
 のである。
 私の場合は、考えられるあらゆる治療を受けても治らず、医者も
 お手上げ状態だった。ブロック注射も効果がなかった。
 どうしようもない痛みが半年間以上続いて、車いす生活も考える
 ようになっていた。痛みの中心は右腰だった。
 ところが自転車チューブを利用して腰に巻いたところ、約3か月間で
 ゴルフができるまでに回復した。
 その後は、ときおり痛くなることがあるが、このチューブ治療で
 何とかしのいできている。
 今回のばあい、最初は椎間のど真ん中の骨が砕けたような鋭く
 とがった痛みが広範囲に感じた。
 ヘルニアかと感じていた。
 2日経って、痛みは左側へと移動し、骨に関係ない場所まで痛い。
 肋骨と腰骨の中間点が最も痛む。最も痛いのはベッドから降りる
 ときで、にっちもさっちもいかない。四苦八苦してようやく起きても
 歯を磨くことも顔を洗うこともできない。なんとか知恵を絞って
 清潔にする。
 パソコンの前に座るまでは大変。入力も前かがみになるといたい。
 椅子から立ち上がるのも大変。でも、困ったときはいろんな知恵が
 湧いてくるから面白い。介護を受けずにどこまで自立できるかを
 問われている感じだ。