中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

騙す人・騙される人

 昨夜のNHKクローズアップで、新しいタイプの詐欺手法が
 出てきていると警告されていた。
 どのように新しいのか??
 普通の会社のように見せかけている・・・と言うだけであった。
 普通の会社と詐欺目的の会社をどのように見分けるのか、
 そこがとても大切なところだ。
 これまでに何度も詐欺に引っかからないようにと書いてきたが、
 今度の場合も、「慾さえ出さなければ大丈夫」と言える。
 詐欺をやる人は、毎日のように朝から晩まで騙し方を考えて
 いるのだろう。
 騙される人は、毎日のように「楽して稼げることはないか」と
 考えているのではないか。
 世の中に、楽して稼げる方法などあるわけがない。せっせと
 働いて稼いでこそ、その金は身につくというものだ。
 スロットやパチンコに迷い込むのも、もとはと言えば楽して
 稼ぎたいというところもある。賭け事はすべて同じだといえる。
 株をやりたい人も一攫千金を狙っているのだろうが、生活資金
 に十分なゆとりがあるのなら良いが、金のない人間がやることでは
 ない。
 騙されるのは、欲の皮が突っ張っているからである。
 まさか騙されるとは思わなかったという人がいるけれど、やはり
 どこかで「慾」があったのではないかと思う。
 「パンフレットがきれいだった」「疑って会社へ行ってみたら、ちゃんと
 女子社員が受付にいた」などという証言がある。
 100億円以上もだまし取っているのだから、女子社員も置けるし
 ビルの一室を借りることもできる。
 そんな見かけで「普通の会社」と判断するのではなく、持ちかけられた
 話の内容で判断できるはずである。
 駅前などで、募金活動をしている若者たちを見かける。
 ちゃんとした組織がやっているものもあるが、やくざ組織がやらせて
 いるものもある。募金活動をしている若者をちゃんと見れば、
 そのいずれかは簡単に判断がつくはずなのだ。