中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

誤認逮捕で自白させられる恐ろしさ

パソコン遠隔操作事件は、何ともわけのわからない事件だった。
時代の推移とはいえ、けったいな事件が起こるものだ。
今回の事件で感じることは二つある。
一つ目は、パソコンを使ったとんでもない事件の多発を予感する
ことだ。自己防衛がだんだん難しい時代となってきたと感じている。
二つ目は、そのような犯罪行為に、第3者が引きずり込まれる
恐ろしさである。
今回の事件では、4人も誤認逮捕された。犯人にかき回された
警察も大変だっただろうが、ひとつの事件で4人も誤認逮捕するとは
なんとも情けないし、一般人にとっては迷惑なことだ。
恐ろしいのはその次で、誤認逮捕された人が自供した問題である。
いかに警察が人権を無視した取調べをしたかがうかがえるだけに
恐ろしい。
日本という国は、I T 関連の捜査が遅れている。警察だけでなく、
国家としても外国からのサイバー攻撃への防御体制が遅れている。
秘密保護法よりも先にサイバー攻撃防御体制を固めることこそ
必要だったのにと思う。