TPP交渉はそれに合わせて妥協点を見出すべく最終段階に入っている。
そもそも、オバマ大統領はアジア来訪を目指していたのに、日本が韓国との
となった経緯がある。
2年前から書いているが、私はTPPに反対の立場をとっている。
TPPは、結局のところアメリカの好き放題にされる憂き目にあうことが予測されるからだ。
農産物の関税撤廃を巡っての交渉が難航しているように見えながら、結局のところ
自動車の関税で決着をつけるのではないかと私は思っている。
今は、手土産を巡っての交渉だと言えなくもない。
国際的にも評価が下がっている。次期大統領選挙での民主党候補にはなれない。
そういう状態のオバマさんとしては、何が何でもTPP交渉の成功をと必死に動いている
状態だ。安倍首相は「国賓」にこだわったために、手土産を準備しなければならず、
手土産とは国家にとって損失になるものにつながる恐れが多分にあるということだ。
TPPの落としどころが自動車の関税だすれば、日本にとって得にはならないことは
自明である。