今日の毎日新聞で製薬会社から医師や医療界への多額の資金提供が
報道されている。
その数字は4827億円だというから驚く。
この数字は、国の医療分野研究開発関連予算の2.5倍にもあたるからだ。
製薬業界から医師に流れた資金の全体像が明らかになったのは初めてということ
製薬業界から医師に流れた資金の全体像が明らかになったのは初めてということ
らしい。
4827億円の内訳は、
4827億円の内訳は、
新薬開発のための臨床試験費用など研究・開発費2471億円。
研究室への奨学寄付金や学会への寄付金など学術研究助成費540億円。
医師個人への講師謝礼や原稿執筆料など270億円。
医師を集めての講演会や説明会の開催費など情報提供関連費1428億円。
接遇費など115億円。
正直言って、医師や医療界は、決してもらいすぎだと思ってはいないはずだ。
もっと貰ってもよいはずだと思っていると思う。それが昔からの医療界の体質
でもあるからだ。
報道された金額は、氷山の一角だと私は思っている。
このほかに各種の接待などが行われていること間違いない。
抗がん剤の売り上げをみるだけでむうなずけるのではないか。
どうしてこのような場合にも抗がん剤を使うのかを考えたとき、報道された
ような資金の流れがあるからだろうと思ってしまう。