中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

佐竹氏と障害者手帳

 交響曲第1番HIROSHIMAを作曲したとされていた佐竹氏が
全聾者ではなく耳が聞こえていたと証言するゴーストライター
新垣氏。そして佐竹氏の耳は聞こえてないという弁護士の弁・
さて、どちらが正しいのか全く謎である。
 弁護士によると佐竹氏は耳の障害者として2級の認定を受けていて
それはほとんど聞こえないということだという。
 障害者手帳がどのようにして発給されるのか、私は知らないが、
どうして支給されたのか疑うような場面に出会っている。
 あるNPO代表者は、障害者手帳を持ち、交通費もいらないのだと
言っていた。
 彼はいつも杖をつき、足を引きずるように歩いていたので、疑いの
余地はなかった。
 ある日、彼とある店で会い、1時間ばかり会話をした。
その広い店を出るとき、私は会計を済ませるために先に立ち上がり
レジを済ませたが彼も後ろについてきていた。
店を出てすぐに、彼は「あ・・杖を忘れた」と言って、元のテーブルまで
杖を取りに行ったが、足を引きずることもなく、すたすたと歩いていた。
 これまで何度か合っていた人で、そのたびに杖をつき、足を引きずって
いたのは何だったのか?と訝ったが、それは問わないで別れ、その後は
彼と縁を持たないようにしてきた。
 あそこまで演技をしなければならないということは、障害者手帳には
かなりの特権があるのだろうと思う。
そういう人が、NPO代表だというだけで、私はその団体も信用しない
ようにしてきたものだ。
 行政は、障害者手帳を一度発給すれば、あとは何のチェックもしないで
いるようなのだ。
 そんな人が案外多いのかもしれない。
そのために正直者は税金を払っている。
今度の件を機会に、各行政機関はチェックの見直しをし、不埒な奴を
取り締まってほしいものだ。
佐竹氏の場合も、全聾という言葉の問題の背景をはっきりさせてほしい。