中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

「特定秘密保護法案」担当大臣の迷走

 特定秘密保護法の担当大臣である森大臣の迷走が大きい。
国会での答弁にこれほど大きな揺れがあるということは、
担当大臣にして、この法案をよく理解していないということに
他ならない。
 どんな局面で、この法律がどのように運用されるのかも決めない
ままに衆院を強行突破させたということでもある。
 参院で、どこまで審議を尽くされるのか見極めたいが、参院でも
数の論理で押し通されるとあっては、将来のこの法律運営に
身震いするほどの脅威を感じる。
 若者よ、もっと歴史を学んでほしい。
 「あの時代」が、どれほど恐ろしい時代であったかを知ってほしい。
そして、それは戦争にもつながるものだということも知ってほしい。
今の日本が、他国と戦争して勝てると思っている人がいるとすれば、
あの時代の国民より愚かだといわねばならない。
 あの当時のアメリカと戦争するより、今の中国と戦争するほうが、
勝ち目がないことは明らかなのだから。
 変な国粋主義に煽られてはいけない。現実をしっかり見つめる
目を養ってほしいと願っている。
 両陛下もそう願っているようだ。