中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

田中マー君,30連勝ははすごい!

 日本シリーズ楽天VS巨人戦。
田中マー君は、ホームラン1本を打たれはしたが、これで
去年から負けないの30連勝!!!!
 巨人・6回の2死満塁の大ピンチに、ズバッとインコースへの
ストレートで三振を奪ったとき、私は「すごい!」と叫んでいた。
何がすごいかというと、期待されて期待通りに活躍できるという
ことは、一番難しいことだからだ。
 人は期待されるほど、そして負け知らずでここまで来ているからこそ、
なおさらプレッシャーが大きかったはずである。
 それを克服しての完投はすごい!の一言に尽きる。
 
 巨人には、気の毒な、一塁審判のミスジャッジがあった。
しかし、あれは審判が悪いのではない。
バッターが一塁へ頭から滑り込んだ。そして、一塁への投球が高かった。
審判の眼は同時に高い位置と地面とを見ることはできない。だから、
審判のミスだというのは気の毒だ。
 同じようなことが、今から45年ほど前に私が経験した。
神戸の国道2号線、JR須磨駅前の交差点において、それが起こった。
当時は赤信号になる前に、黄色の点滅信号というのがあった。
黄色の点滅信号は赤に変わる前の注意信号だった。
その日は、交通安全週間の日でもあり、交差点の手前と向こう側に
警官が一人ずつ配置されていて、向こう側の警官が、私の車を止めた。
 「あなたは赤信号になってから、交差点にはいった」という。手前に
いた警官もそうだという。
 私は、そうじゃない、黄色の点滅信号で交差点に入っていたと、
主張した。
 この問答は1時間にも及んだ。
そして、警官はこういった「君は、信号ばかり見ていたから、いつ交差点の
白線を跨いだのか気が付かなかったんだよ」と。
 そこで、私は反論した。
「では、あなたたちは、車が白線を通過するのを見てから、信号を確認
したのですか。それじゃ時間のずれが生じますよね。」と。
 上と下を同時に見ることは難しい・・という、ひとつのたとえ話だが。