今日の朝刊各紙に「郵政とアフラック提携拡大」の記事があったはずだ。
これを読んでないも感じなかった人のほうが多いのではないだろうか。
私はこの記事を見て、日本の完敗だなと思った。
日本に迫っていた。
かわすために、やや骨抜き民営化にしたものだ。
少々外れていた。
70%ものシエアを果たしている。
出さない。そこで郵政はアフラックと手を組むことにしたということだ。
郵政の社長は、かつての郵政民営化委員長であった。
15年来、アメリカが日本に対して強く迫り続けていたことが、これで半分は満たされた
ことになる。
なぜ、そうなったのか。TPP交渉を進めるうえで、アメリカの機嫌を取っておきたいと
いうことでもある。
日米外交では、戦後一貫して日本は負け続けている。勝ったことなどない。
日米繊維交渉の折に、日本代表の部屋に盗聴が仕掛けられていて、交渉に臨む
日本の姿勢が事前に筒抜けだったことが、何十年もたってから明らかになった。
実は、その後も同じようなことが続いているようなのだ。
日米が対等なんて思っている人は、もう一度アメリカについて詳しく調べてみるがよい。
なんとずる賢い国か、強い国か、強引な国かがわかると思う。
損なわれるだろうから。
保険だけではない、様々なアメリカの資本が日本において大きく利益を拡大している。
純粋の日本資本の会社はほとんど残っていないのが現実の日本の姿なのだ。