中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

野球とベースボールの違い

 韓国で開催していた、U18世界野球選手権において、日本は5位決定戦で
韓国に敗れ6位となった。
昨日のアメリカ戦においては、キャッチャーの森選手がすでに捕球してベースに
滑り込んでくる選手にタッチするだけというタイミングで、滑り込んできた選手に
なんと6メートルも飛ばされて落球してセーフとなってしまった。森選手は脳しんとうを
起こしてベンチに下がった。
 
 今回のU18世界野球選手権の日本代表には、夏の甲子園大会で大活躍して
多くの注目を浴びた選手たちを中心に将来を期待できる大物選手たといが参加して
いて、世界の中でどれだけの活躍が出来るかに注目が集まっていた。
 大阪桐蔭の藤波君も花巻東の大谷君も頑張った。しかし世界に通じなかった。
小倉監督はアメリカ選手のプレーに「あれは野球じゃない、死んじゃいますよ」と
批判した。選手の一人は「野球とベースボールの違いを感じた」と言う。
 
 そう言えば、ヤングなでしこが戦ったU20の女子サッカーW杯のアメリカ戦で、
監督は「あのラフプレーはひどすぎる」と批判した。
 野球もサッカーも、世界戦の中でラフプレーに翻弄されている。体格の大きな
外人選手にラフプレーをされたら、小柄な日本人はブッ飛ばされてしまうだろう。
「勝つためだったら何でもあり」の風潮が世界中に広まっていて、スポーツのなん
たるかが問われてもいいのではないか。
 
 U18世界野球選手権では、韓国選手がわざと肘をだしてデッドボールをうけ、
それを見破った審判からベンチに下がるよう命じられた。監督の抗議もあったが、
審判は応じなかった。何でもあり・・がいろんな形でスポーツの中に出てきているが、
勝てばよいというだけで許されることなのだろうか。
 特に、U18という若い選手に対するラフプレーは禁止にされるべきだと思うが、
どうだろうか。