いつか、「100の資格を持つ女」とかいうドラマがあった。
どんな資格にしても、100も持つには凄い努力が要るだろうと思う。
ドラマのように派遣会社に勤めるなら、それだけの資格を持っていることは
大きな武器なのかもしれない。
しかし現実的には、そんなに多くの資格を持たなくても『勝負』はできる。
資格の中には、大いに役立つものと、ほとんど役立たないものまで、多種雑多
にあって、「資格」を商売にしている組織まであるから要注意である。
私が持っている資格は、数少ない。
先ず車の免許(普通車・大型2輪車」を取得した。
商業簿記なら1級の実力がある。だから、多くの会社の決算まで引き受ける
仕事をしていた。29歳まで、この仕事をしたことが、その後のいろんな起業に
役立っていることは言うまでもない。
簿記が出来るというだけでは、ほとんど役に立たない。特に現在のようにパソコン
で、ソフトに則って入力するだけで仕分けまで出来る時代には、簿記を知っている
だけでは役立つというほどのものではない。
では、何が役立つのだろうか。会計が分かり、経理が分かるようになり、経営まで
分かってくるようでなければ、役立つことはない。要は、幅広い知識を持ち、
それを組み立てていく能力が問われるということだ。
先日、エクセルもワードもやったことがないという若者にあった。君の歳に、
ワードもエクセルも知らないようじゃ、これからとてもいけていけないよと苦言を
呈した。
スキルを身につけるということは、生きていく上の武器となるが、今の時代にあって
は、パソコン関連知識の最低限のスキルを身につけないでは、やっていけないだろうと
思う。
100もの資格はいらないが、PC入力スピード、ワード、エクセルパワーポイント
などを使いこなせることは最低限のスキルだと思ってる。
携帯電話をもてあそんでいる暇があれば、もっとスキルを磨こうよ・・と言いたい。