平穏死などと言うとドッキリする人がいるかもしれない。日本人の多くは、
「死」という言葉に強い抵抗感があるようだが、人間は１００％必ず死ぬと
いう事実を受け止めないでいるということに、人としての甘さがあるように
思えてならない。
長尾和宏先生が、今回出された「平穏死・１０の条件」は、なかなかに
面白く説得力がある。すでに書店では売り切れ状態で、出版から１週間で
重版が決まるほどの売れ行きだそうだが、私は出版初日に買い求めていた。
アマゾン・ドットコムから買えば重版の場合にも即座に買うことができる。
読んでいて、驚いたのだが、私の記述がある。いきなり中原武志さんは・・
と書かれているのをみて・・そんなの聞いてないよ～と思ったが、私の持論
を書いてくださったのでありがたいと思っている。
詳しい内容は、ここでは書かない。是非、ぜひ高齢者も、若い人も読んで
頂きたい本だということのみ書いておこう。
８割の人が［平穏死］を望みながら、８割の人が平穏死できないのはなぜか
を、ぜひ知っておいていただきたいからだ。
