中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

メルトダウン→メルトスルー→水蒸気爆発

 メルトダウンが日常語になって、日々の会話に登場するようになった。
1号機のメルトダウンは、結果が単なるラッキーであって、本当のメルト
ダウンはもっと怖ろしいものなのだ。
2号機、3号機もメルトダウンしているのは間違いなさそうだが、一番心配
なのは何度も書いてきた3号機である。炉内の温度が期待したように下
がらない。その上、使っている燃料がMOXである。いわゆるプルサーマル
なのだ。
 2号機、3号機のメルトダウンの状態が定かではないが、建屋内に15分
も入って居れないようでは、見定めようがない。建屋内に入る作業員は、
ほとんど下請けの下請けのような人か東電社員の場合でも使い捨てに
される人たちではないかと信じている。
 建屋内に交代で入るだけで、どんどん作業員が減ることになるだけに、
簡単に建屋内に入るわけにもいかない。
 一番心配されているのは、メルトダウンの状態から圧力容器の底を
突き抜け、格納容器の底も突き抜けるメルトスルーであり、こう言う状態
になった時に、万一・・・・・・・万一とはこんな時に使う言葉だ・・・・・・。
万一水蒸気爆発が起こったら、なにもかもがパーになる。
 水素爆発ではなく、水蒸気爆発が怖い。そうならないことを祈っているが、
ならないという保証はなく、見守るほかない。
一刻も早く、2号j機、3号機の本当の状態が把握できることを祈っている。
現場で働く作業員のみなさんには、心から敬意を表したい。