中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

無人ヘリコプターをどうして使わないのか

最近は一日中、どこかのTVで福島第1原発の映像が写っている。
日本にとって、いま最大の大問題でもある。
昨日のヘリコプターや消防車からの放水はどれぐらいの効果があっのか、まだ分かっていない。
なにしろ、1号機から4号機の内部の状態が分からない。
2号機は水素爆発してないので建屋が残っており把握しにくいが、そのほかもどうして内部の
把握が遅れているのだろうか。
アメリカからもたらされた衛星からの映像が唯一の頼みのようだ。
 
そこで疑問が残る。
米軍は無人飛行機を飛ばして偵察すると言う。しかし、飛行機からでは確実な映像が
期待できるだろうか。4号機のプールに水が残っているかどうか、画像からよくわからない
のではないか。分からないと、対応が出来ないのではないか。
特に3号機、4号機においては正確な写真さえ撮れれば対応の仕方も正確になるはずだ。
 
そこで、提案がある。と言っても、提案と言うより疑問がある。
我が国は世界に誇る無人ヘリコプターを持っている。 海外にも多く輸出されている。
かなり精度の高い無人ヘリコプターなのだ。
これにカメラを積載して、ホバーリングをしながら撮影すれば、きれいな映像が撮れる
はずなのに、どうしてやらないのだろうか。
そんなことは、すでに専門家は知っているだろうと・・思うかもしれないが、ヘリコプターで
散水することだって、私より専門家のひらめきの方が遅かったのだから、一概には言えない。
専門家と言うより、東電の偉い方たちは、頭が固いようである。スペシャリストではなく
ゼネラリストのようだから期待できない。
 
無人ヘリコプターを使えば、かなりのことが可能のはずなのだ。もちろんこれを使って
大量の水を運べはしない。内部を確認するための撮影にどうして使わないのだろうか。
お国の一大事なのだから、東電さんに頭を柔軟にして対応してもらいたい。