中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

アライグマ対策に苦慮

5月から、私が住んでいるマンションの理事長に選らばれしまった。
これも順番だからとあきらめていますが、これまでたいして気にしていなかった
諸問題が山積していることに改めて驚いています。

その中でも頭の痛いのが「アライグマ」対策なのです。
アライグマ?と思うでしょうが、最近あちこちで出現して社会問題に発展して
いますが、我がマンションにも頻繁に現れていると知って驚きです。

私の住んでいるマンションは標高三百メートルにあり、六甲山の中に食い込んで
いるような形で建っています。
上階の方は山と隣り合わせの感じですから、何が出てきても不思議ではありません。
しかし、どうしてアライグマなんでしょうか。
ペットで飼っていたアライグマを誰かが飼いきれずに放してしまったもが野生化
したのだと考えられています。

マンションの上階に、天窓のようなところがあり、ベランダを歩いていて、そこから
下に落ちると外には出られない構造になっていますが、そこにアライグマが転落し、
逃げようともがいて傷だらけになっているのを住人が見つけ、慌てて警察へ通報。
警察官が何人もきましたが、もちろん対応できるわけがなく、保健所に通報する
ようにとのことで、保健所に言うと神戸市に言ってほしいとのこと。
神戸市に言うと、業者に下請けさせているので月曜日まで待ってほしいと言われたのが
土曜日で、丸3日間怪我をしてもがき、泣き叫んでいるアライグマと同居の形となったそうです。

アライグマは見た目にはとても可愛く、以前アライグマの侵入の際には管理人が
取り押さえたが、あまりの可愛い表情につい手を緩めたすきにかみつかれたという経緯も
あり、うかつには捕獲もままなりません。

こんな場合、神戸市の対応も、保健所の対応もとにかく遅すぎると住人たちから
不平が出ていますので、何らかの対応を考えなければならず、頭の痛いところです。
1昨夜も理事会で検討しましたが、妙案が出ないままに終わってしまいました。
どなたか、アライグマの習性をご存じの方はいませんか。
有害動物であり、何とか対策をと思案中です。