原爆被害者たちの労苦を思う

　今日、オスロで日本被団協への

ノーベル平和賞の授賞式が行われる。

　東京在住の原爆被爆者の女性が語って

いたが5歳の時に被爆して、今も体の

中に30個のガラスの破片が残っている

と。それだけでも、どれほど大変だった

かと思う。

　日本被団協はノーベル平和賞受賞に

よって、核兵器問題を世界にアピール

できたが、あの戦争で、日本各地にたい

して行われたB29による空爆のことは

ドラマの中で触れられるていどで、多く

の国民から忘れられている。

　わたしは、あの大空襲を経験した身で

あるだけに、多くの人が犠牲になり、

すべての財産も奪った空襲を許す気持ち

になれない。

　今も世界のあちこちで行われている

空爆の犯罪行為を、もっと多くの人た

ちが「空爆を憎む」気持ちになって、

戦争と言うむなしい行為を世界から

なくす思いを忘れないでいただきたい

と願っています。

　東京大空襲.　大阪大空襲などを検索

して戴いて、空襲がどんなに悲惨なもの

だったかを、記憶にとどめて、次代の人

たちに

伝え続けていただきたいのです。