中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

台風10号を考える

 台風10号が生まれたのは今朝の3時です。

10号が誕生したマリアナ諸島とは、フリッピンから沖縄ぐらいの距離をの真東

に伸ばしたあたりです。日本からはかなりの距離があります。

 マリアナ諸島あたりで生まれた台風は、普通はいったん西に進み

その後に北上しながら東へ向かってきます。

 ところが10号は、誕生地からほぼ一直線に日本列島に向かっています。

気圧配置がそのようにしているのでしょう。

 進路予想図には赤い丸や黒い丸がありますが、黒い丸でつながっているのが

進路予想です。黒い丸の中に台風の中心が来るだろうというものです。その確率は70%ということです。黒い丸の外にある赤い丸は25メートル以上の風が吹く暴風雨警戒です。

 台風は、丸いものですが台風の中心を取り囲むように形成されるので、

台風の中心より右側は、左側より強い風が吹きます。台風は反時計回りで

回転しています。

 気象情報を見ながら、わが家はどういう風が来るのだろうかと

考えてみるのも面白いですよ。

 私の住んでいるところは、六甲山を背負っていますから

北からくる風は全く影響がありません。西側にも山があるので

さほど影響はありません。 住処の位置によって台風の影響は

違ってくるものです。

 私は約60年前に、台風でひどい被害を受けました。

工場として借りていたものが、ぺしゃんこになって大きな損害を

受けました。ひどい災害という政府の認定を受けた被害ですが、

私の場合は、私に貸して下さっていたいた工場が、借地の上に

建てたものであり、所有者がもう一度工場を建てる意思がないと

いうことで、政府からの助成を受けることが出来ませんでした。

 台風被害の裏側には、いろんな事情があり泣いている人も

多いものです。「自分のものを元に復す」以外では災害復旧資金」の

貸し出しは認められないのです。