中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

米中問題は、どちらが悪いのか?

  米中貿易戦争は、どちらが悪いのか? どちらが悪いなんてそう簡単に
言えるわけはない・・・が・・敢えて言うならば・・どっち??? どう思いますか?
  私はアメリカだと思っています。もちろん中国にも悪い部分は多々ありますが・・
過去のアメリカのやり方からみると・・またもこの手でやるのか!!という、アメリカの
汚い手法が浮かび上がってくるからです。
  この手法で日本は随分苦しめられてきました。日本で発明されたはずのものが
いま韓国企業などに繁栄につながっているのも、アメリカの汚い手法に日本が潰された
結果でもある。
 1990年代に日米半導体・コンピューター摩擦が勃発した。 NEC,東芝、日立ち製作所
富士通などに代表される日本の半導体メーカーは1970年代から急速に成長して、1980
年代の後半には世界の半導体モリーのDRAMで世界のシェアーの過半数を握っていた。
 それに対してアメリカはいちゃもんをつけてきたのだった。 今回、中国のファーウエイに
対してつけたいちゃもんと同じだ。 ファーウエイの通信機器の中に仕組まれているという
スパイ的なものは、いまのところまだ何も発見されていない。単なるいちゃもんと言ってよい。
 日本の企業に対してはダンピングしていると文句をつけ、抵抗はしたが日本は結局は
アメリカの言いなりになった。 摩擦のきっかけになったのは1982年のIBM産業スパイ
事件だった。日立と三菱の社員がIBMの機密情報へのスパイ行為があったとして6名が
逮捕されたのだった。この事件は司法取引で決着はしたが、富士通への巨額の損害賠償
訴訟によって日本企業が急激に失速いたのだった。
 ファーウエイの場合も、創始者の娘である孟氏がアメリカの要請でカナダが逮捕した。
まったく似通った手法だとは思いませんか? 汚い手を使うのはアメリカの常套手段でも
ある。 CIAだって世界のあらゆる国で汚いことをやってきたことは、よく知られている。
それでも・・・長いものには巻かれろ式が世界で通用してきたのだった。 今回その手法が
中国にも通用するのかが・・見ものである。
  北朝鮮金正恩氏との度目の米朝首脳会談が2月にベトナムで開催れれる見通しと
なってきた。 金のしたたかな外交手腕と、強国であるアメリカの大統領の会談から何が
生まれるのだろうか?? これにも注目しよう。