中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

トランプの行動基準は何なのだろうか

 トランプ氏の過去を知ると「わけのわからないひと、自分勝手で、政府を利用して
儲けてきた男」という程度に括れるが、そういう人が大国の大統領と言う地位に
就いてからやっていることをみていると、もっと訳がわからない人物像になってしまう。
 どちらを向いて、なにを考えて、どういう目的があって行動しているのかさえ分からない。
北朝鮮金正恩のことをフランス大統領とのディナーの席でほめたたえたと思ったら、
今度は豪州大使に指名したばかりの米太平洋軍司令官の駐韓大使への転任を検討
しているという。
 駐韓大使は過去1年以上不在となっており、ハリス氏の豪州から韓国への転進案は
歴史上初の米朝首脳会談も視野に入れるトランプ政権の朝鮮半島情勢の重視を象徴
する形ともなっている。
 それにしてもハリス氏は、中国からも、北朝鮮からも名指しで非難されてきた人物なのだ。
よりによって、そんな人を首脳会談が行われる時期に韓国に送り込むという考え方が
凡人の私にはわからない。
 ハリス氏の駐韓大使案に反発するのは同氏を批判対象にし続けてきた中国だろう。
これまで名指しで批判してきたハリス氏をトランプ氏が駐韓大使に任命したとなれば
北朝鮮はこの人事をどう見るのだろうか。 適材適所なのかどうかさえ分からない。