中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

データー改ざん・今度は三菱

非鉄大手である三菱マテリアルの子会社の三菱電線工業(東京)が、
顧客の求める品質基準を満たしていない航空機向けなどの樹脂製品を、
データを改ざんして出荷していたことが判明した。
納入先企業は数百社に上る可能性がある。
 データ改ざんが行われていたのは、航空機や産業機械などの配管の
つなぎ部分を密閉し、水や油などの漏れを防ぐ「Oリング」と呼ばれる
樹脂製品のようだ。 おいおい、お前もか・・。
 どの会社も熟練技術者が退社し、会社のために身をささげるタイプの
人材が少なくなって、日本らしさ・・というものがだんだんなくなってきている。
 日本人に個性的な人が少なくなり、どんどん利己主義的な人が増えて
来ている今の社会では、何があっても不思議ではなくなりつつある。
 技術的なことでは、多くの熟練者が退職後に中国へ流れていった。
日本独自と言ってよいような「技術」が海外流失しまったことは、今後に
大きな損害を生むだろうと言われている。
 データー改ざんというのは、現場の職人たちがやったものではなく、現場に
携わったことのないものがやったようにも思える。作るもののプライドが薄く
なってきているからだろう。