中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

そうだったのか!日馬富士事件

 横綱日馬富士が平幕の貴ノ岩を殴打した問題で、事態の発端が捜査関係者
話などを総合してかなり詳しくわかってきたようだ。
 なるほど、そうだったのか、それも有り得るな・・・と思える内容だ。
だが、何があったとしても暴力は絶対によくない。
 9月下旬に、あるバーで、酒に酔った貴ノ岩はモンゴル出身の若い衆をあいてに
説教していた。声を荒らげていたために、同席していたモンゴル出身の元幕内力士、
十両力士が「ほかにお客さんもいるから大声を出さないように」と注意したが止まら
なかった。
 問題は・・・ここからだ・・・貴ノ岩はモンゴルから来日した白鵬の友人もいる中で
「俺は白鵬に勝った」 「あなたたちの時代は終わった」「これからは俺たちの時代」などと
言ったので口論になった。
横綱白鵬の友人もいたのに…」と・・・ これらの事情はやがて白鵬に伝わった。
  そして迎えた10月25日の夜。2次会の席で、白鵬は9月の錦糸町での出来事を口にし、
貴ノ岩の態度を叱った。先輩力士への口の利き方などをあらためるように言い聞かせた。
だが、貴ノ岩は話の最中にテーブルの下でスマートフォンを操作。これを見た日馬富士
「お前、大横綱が話してる時に何してんだ」と頭をたたいたが、反抗的な態度をとったため、
さらなる暴行につながったという。暴行の内容はいまだにはっきりしていない。
  貴ノ岩は負傷したが、診断書によれば本場所前に相撲を取れる状態だったとされている。
なぜ休場したのか、鳥取県警に被害届を提出しながら、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方は日本
相撲協会からの聴取になぜ説明しなかったのか。
まだまだ多くの疑問を残したままだが、暴行に至るまでの事情ははっきりしてきた。
 ここからは私なりの気持ちだけれど・・たしかに貴ノ岩の生意気さは少し気になっていた。
彼を初めて知った時から将来は大物になるかも・とみていたが、生意気さが気に入らなかった。
先に書いたようないきさつがあったとすると、貴ノ岩関にも反省すべきところが多くありそうだ。
 だがしかし、このままでは収まらないだろうから、日本相撲協会の内紛へと発展していきそう
な気配になってきた。
 この際に、決まり手の見直しも考えたらどうだろうか。「かち上げ」「張り手」を禁じ手に
すれば、白鵬もあまり勝てなくなるだろう。いうならば、日常的に暴力を容認したような決まり手
で勝ってきた関取りもおおい。安美錦などは、張り手、かち上げなどをやらないのがよい。