中原武志のブログ

生きていくうえでの様々なことを取り上げます

こういう本も読んでほしい

今日の毎日新聞の広告に戦争犯罪国はアメリカだった!」
大東亜戦争は日本が勝った」と言う本が並んで掲載されて
いた。
前者はベストセラー第1位だというし、後者はアマゾン第1位
らしいから、よく売れているのだろう。
どちらの著者もヘンリー・S・ストークスさんであり出版は
ハート出版となっている。
この2冊の本を読むまでもなく、私はその内容がわかる。
なぜならば、あの戦争に関する本はこれまでに100冊以上は
読んでいるからだ。
だから新しい情報は入っていないだろうが、多くの日本人は
戦争のことを検証していないので、この機会にこういう本を読んで
知っておいていただきたいともおもう。
そういう意味では、良い本が出たものだ。
多分…この本には書かれていないだろうが・・日本と中国の
戦いについても、誤解や誤認がある。
南京大虐殺があったのかなかったのか、本当の数字はどうなのか、
といった疑問もあるが、南京事件の半年前に、中国人による
日本人大虐殺事件があったことはあまり知られていない。
私が2歳半という時代の話なのだ。
しかし、父が一度目の出征の時に中国へ出兵したのだが、後日に
語ってくれた(私が理解できるようになった小学生の頃に)ところに
よると・・「戦争は人間を野蛮にする。日本兵が中国でやってきたこと
は、無茶苦茶だった・・」と、言っていた。
どちらが何をやったのかと言う以前に、戦争は人を野蛮にすると
言う父の言葉はすべてを物語っているように思う。