人気作家の村上春樹さんの新作品の初版が130万部出版
されることになったようだ。
出版前、まだ題名さえ決まっていないころから書店に注文が
相次いでいた。
作家村上春樹さん(67)の新作長編小説について、新潮社は
10日、タイトルは「騎士団長殺し」で、2月24日に発売
すると発表した。
400字詰め原稿用紙2千枚に及び、
「第1部 顕(あらわ)れるイデア編」と
「第2部 遷(うつ)ろうメタファー編」の全2冊(各1944円)
同時刊行される。具体的なストーリーは公表されていない。
村上さんの長編は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
以来4年ぶり、複数巻に及ぶ大作は「1Q84」(1~3)以来
7年ぶりとなる。
あまりにも人気が高く注文が多いので、上下本、それぞれ50万部
づつの出版を予定していたが、上巻70万部、下巻60万部の
初版出版に決まったようだ。
作家冥利に尽きるというか、初版本130万部なんて、これまで
聞いたこともない。世界的にも初めての現象ではないだろうか?