高齢になれば、ほとんどの人は、なんらかの病気になる。
全く体に異常がないという人を探すのは難しいはずだと
おもっている。
なぜならば、成長期を過ぎれば様々な器官や臓器が弱って
来るからなのです。
私の場合は、ちょっと多すぎるほど「持病」というものを
持ってはいるが、そのことはもっと後になってから書こうと
おもっている。
読んでいただく方に間違った先入観を入れたくないと思う
からなのです。
でも、自分なりに、これだけたくさんの病気を持ちながら
82歳まで一見元気そうに見えるのはなぜだろうかと思うこと
がある。
その理由の一つが、たばこは一切吸ったことがないことでは
ないだろうかと思っている。
戦争中は、葉タバコの配給があった。巻紙も一緒に配給されて
いた。 祖父のためにタバコを巻くのが私の務めだった。
祖父は配給のきざみタバコだけでは足りずに、大豆の葉っぱを
蒸して乾燥させて刻み、たばこにしてみたが、それでは物足り
なかったようで、松葉を5本ほど加えて巻くようにと私に命じた。
そういうものを煙にして吸い込むという行為に、いつしか
体によくないだろうな・・と思うようになった。
(続く)