夏の高校野球の各地予選がたけなわになっている。
どのチームも、一つずつ勝ち上がっていく。
一度負ければ「夏」は終わる。 厳しい闘いが続く。
今日、大阪で注目されている大阪桐蔭が姿を消した。
選手たちは、毎日厳しい練習を重ねてきたに違いない。
それは各地の、各学校の選手たちにも言えることだ。
選手たちには、その父母たちの大きな支えがある。
一人の選手が、勝手に育っているわけじゃない。
親たちのチームへの貢献度がわかってくると、息が詰まりそうに
なるほどだ。
私なら、そこまでやれないかもしれない。
欧米では高校での部活はなく、それぞれが好きなクラブチーム
に入る。親たちは、会場まで連れいているのが大変だと言っていた。
3人の子供がサッカー、ダンス、テニスなどに入ると、それぞれの
場所への送り迎えがあって「まるでタクシードライバーだよな」と
父親や母親が嘆いていたが、日本では学校の部活としておこなわ
れているので、タクシードライバーだけでは済まない。
選手の大変だけど、選手たちの親たちも大変なのだ。
兵庫県大会はベスト16が明日決まる。
すでにいくつかのシード校が姿を消している。
この暑さの中、選手たちも親たちも頑張っている。
そして、負けても2年生以下は、その翌日から秋の大会に向けての
練習が始まる。若いということは、すごいことだ。